サテンと隕石

こんばんは、

今日は詩です。




サテンと隕石




幸せをつぶやく君の隣で

そうだねと珍しく返してみせる

指をかすめた砂嵐

気づかないふりして肩にもたれて


愛を囁くならこの耳に

白いサテンに触れるような感覚

あぁ今なのか永遠なのか

そのどっちもよ 欲張りね


ありのままの言葉は恥ずかしくて でもこれだけは

その花の中 埋もれて笑う君を

ずっと見ていたいから このままでいて 

隕石が落ちて全てが破裂しても

その花を永遠に咲かせていて

君の季節と共に

 

ありのままの意味は恥ずかしくて 恋してるだなんて

まさかどうして だって初めて

ずっと見ていたいから 同じ星を

隕石なんて落ちて全て壊されても

もう一度君を探し出す

そして朝に目覚めるんだ