彼、から彼氏に
こんにちは
お昼食べてお腹いっぱいのニニです。
最近いつもお腹いっぱい・・・太る・・・いやだ・・・。
運動しますね。
さて、今日は彼氏について書きます。
彼氏、といっても「彼氏」という言葉の語源についてが主です。
私は「彼氏」という言葉が不思議でなりませんでした。
彼氏は男性の恋人を指しますよね。
呼び方は恋人じゃダメなのか?とずっと考えていました。
とはいえ、私も普通に使いますけどね、彼氏って。あなたは私の恋人!なんて、口に出しては恥ずかしすぎて言えません・・・。
まぁおそらく、語源的にも日本人特有の奥ゆかしさからきていて
「あの人、私のアレなんです」という感じで
「かの人」と呼び、直接的表現を避けたいところに由来しているのだろうと思っていました。
「彼女」に関しても恋人ではなく、アレよ、アレ的な意味は込められていると思います。
しかし、「彼女」という言葉は恋人の女性のみを指すわけではなく、三人称の呼び方としても使われます。
三人称の男性は「彼」なのに、恋人となると「彼氏」になる。
んん、どうしてだろう。
実際、気になって調べてみました。
すると、漫画家の徳川夢声さんという方が作った言葉だそうです。
彼女、に対して造語として生み出した言葉のようですよ、ネット調べではありますが。
漫画家として知名度はあるとはいえ、たった一人の作り出した言葉がこうして世に馴染み、何年も当たり前のように使われているのは、すごいことですね。
それまでは、男性の恋人を指すときも「彼」としていたそうです。
確かに、私も祖母が「あの人の彼は~」なんて話しているのを聞いたことがあります。
彼、から彼氏に。
意味は何も変わっていません。本当に何一つ変わりません。
けれど、じゃあ100年後は何て呼ばれているのだろう、なんて思ってしまいます。
そのまま「彼氏」で変わらないのもエモいし、
「彼」に戻るか、「恋人」になっていてもそれはそれで素敵じゃないですか?
それか、また新しい言葉が生まれているかもしれませんね。
彼氏以外にも、時代と共に変わってきた言葉は沢山あります。
言葉も、進化していくのですね。
言葉にはこんな面白さもあります、ね、と
「彼氏」という言葉を巡って実感したような気がします。
ではでは